青いGORE-TEXファブリック上の水滴

    耐久撥水(DWR)加工

    耐久撥水(DWR)加工の重要性とGORE-TEX プロダクトにおけるメンテナンス方法について

    GORE-TEX 製品の DWR 活性化の図

    DWR(DURABLE WATER REPELLENT/耐久撥水)とは?

    耐久撥水(DWR)加工は、多くのGORE-TEX プロダクトに施されています。メンブレンが生地の防水性、防風性、透湿性を確保する一方、DWR加工は表生地をドライな状態に保ち、湿った不快感を防ぎます。

    GORE-TEX 製品で復元が必要な DWR の図

    仕組み

    DWRは、生地の表面に非常に薄い層を作ることで水が内部に浸み込むのを防ぎ、着用者をドライで快適な状態に保ちます。DWRがなければ、生地の表面で水が球状になりません。メンブレンの防水性は失われませんが、表生地が水を含み、ガーメントは冷たく湿った感触になります。

    GORE-TEX製品のDWR加工の図

    いつDWRを回復または再加工するべきですか?

    DWRは永続的ではありません。

    日々の着用による摩擦や、日焼け止めローション、汚れ、洗剤、虫除け剤、その他の物質の付着によって、DWRの寿命が短くなることがあります。洗濯してタンブル乾燥したガーメントやきれいにしたフットウェアの表面で水が球状にならなくなったら、DWRが機能していないサインです。撥水性を回復させる必要があります。

     

    GORE-TEX プロダクトのDWRを回復するには
    DWRを回復するのは簡単です。まずGORE-TEX プロダクトを洗濯し、次に熱を加えます。この方法で回復しなくなったら、スプレー式または漬け込み式の撥水剤を使用してください。洗濯とお手入れの詳しい方法は、以下のリンクをご覧ください。メーカーの説明書も必ずご確認ください。